2020年度、クリタ水・環境科学研究優秀賞を受賞した方を対象として、ネットワーク構築助成を開始した。
本助成では、研究者の交流とネットワークの構築を通して、将来重要となる研究領域を創っていく活動を支援する。
助成を受けた研究者は、水環境分野の研究領領域に関して、検討班を構成し、
その研究領域のこれまでの進展、現状、新たな切り口や課題等に関する独創的な取りまとめを行う。
検討結果が他の大型研究費などの申請の核となり、
受賞者がその研究領域の将来の発展において指導的役割を果たしていかれることを期待する。
本助成では、研究者の交流とネットワークの構築を通して、将来重要となる研究領域を創っていく活動を支援する。
助成を受けた研究者は、水環境分野の研究領領域に関して、検討班を構成し、
その研究領域のこれまでの進展、現状、新たな切り口や課題等に関する独創的な取りまとめを行う。
検討結果が他の大型研究費などの申請の核となり、
受賞者がその研究領域の将来の発展において指導的役割を果たしていかれることを期待する。
2024年度(五十音順)
氏名 | 所属機関 | テーマ名 |
---|---|---|
石村 豊穂 | 京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授 |
世界最高峰の地球化学分析を用いた海洋生物の生態解析:研究ネットワークの新展開と新たな萌芽研究の探索 |
大久保 貴広 | 岡山大学 学術研究院 環境生命自然科学学域(理) 教授 |
界面近傍低次元水の分子論を確立する基盤研究ネットワークの構築 |
中村 将志 | 千葉大学 大学院工学研究院 教授 |
親水性・疎水性機能界面の学理構築 |
2023年度(五十音順)
氏名 | 所属機関 | テーマ名 |
---|---|---|
朝熊 裕介 | 兵庫県立大学大学院 工学研究科 化学工学専攻 准教授 |
水および水溶液の不均一性に関する国内外研究ネットワーク構築 |
堀江 好文 | 神戸大学 内海域環境教育研究センター 准教授 |
水環境中におけるプラスチック添加剤の残留濃度調査・生態リスク評価に向けた国際研究ネットワークの構築 |
村上 道夫 | 大阪大 感染症総合教育研究拠点科学情報 公共政策部門 特任教授 |
水に関する価値の究明を基盤とした研究ネットワークの構築 |
2022年度(五十音順)
氏名 | 所属機関 | テーマ名 |
---|---|---|
井上 大介 | 大阪大学大学院 工学研究科 環境エネルギー工学専攻 准教授 |
細菌捕食性細菌の生理生態解明及び環境技術への応用に関する産学ネットワーク構築 |
寺田 昭彦 | 東京農工大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 |
亜酸化窒素削減・回収技術の確立に向けた国際研究イニシアティブの構築 |
本多 了 | 金沢大学 理工研究域 地球社会基盤学系 教授 |
水環境中の薬剤耐性の起源・拡散動態・制御に関する国際研究ネットワーク構築 |
2021年度(五十音順)
氏名 | 所属機関 | テーマ名 |
---|---|---|
大場 友則 | 千葉大学大学院 理学研究院化学研究部門 准教授 |
ナノ水の水素結合ネットワークを利用した学理構築 |
中村 高志 | 山梨大学大学院 国際流域環境研究センター 准教授 |
分散型社会を支える伝統的な小規模水源の調査研究ネットワークの構築 |
近藤 康久 | 人間文化研究機構 総合地球環境学研究所 准教授 |
|
樋口 富彦 | 東京大学 大気海洋研究所 特任研究員 |
地球規模の水環境変化がサンゴに与える影響の多角的検討とストレス防御機構に基づくサンゴ礁保全再生を目指したネットワーク構築 |
南 豪 | 東京大学 生産技術研究所 准教授 |
レアアース・レアメタル元素検出用超小型トランジスタ型センサ開発と深海調査への展開に向けた国際・産官学研究組織体制の構築 |
2020年度(五十音順)
氏名 | 所属機関 | テーマ名 |
---|---|---|
小熊 久美子 | 東京大学大学院 都市工学専攻 准教授 |
紫外線を利用した水処理技術の俯瞰と将来展望 |
土居 秀幸 | 兵庫県立大学大学院 シミュレーション学研究科 准教授 |
環境中からの生物情報の獲得による水域生態系の健全性把握 |
吉田 奈央子 | 名古屋工業大学大学院 社会工学科 准教授 |
微生物燃料電池モデルの再定義に基づく創電または処理のための理想設計と実用性の検証 |